秋山くん【新装版】
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秋山くん【新装版】

のばらあいこ

誰に想像できたでしょう。この感動の嵐を。

2021年11月13日
のばら先生の絵は好きだけど~、この始まりは無理~、と試し読みで終了していた『秋山くん』。完結を機に(完結直前も含め)、フォローしている方々のレビューが上がり、「むむ、これは試し読みの先を読まねば」と最後まで読む気で全巻購入です(今なら1巻無料ですけれど、今後も読み返したいので結局セール中に購入)。
良かった。読んで良かった。あの冒頭で、こんな多幸感を誰が想像し得ただろうか…と思いました。無理な展開で「幸せ」に持っていったのではなくて、葛藤して悩んで気付いて伝え合って…と2人の、そして、みんなの成長があっての大団円なのです。あぁ、本当にうれしくなっちゃう。
作者様も最初はこんな風になるとは思っていなかったらしく(2巻あとがき)、作者様の手を離れてキャラが動いていくってすごいな、と思います。キャラが息づいてる!
私と同じように冒頭で行き詰まった方がいらっしゃったら…、拒否反応はある意味健全な反応かと思うんですけれど、シバが引いてないんですよ。何が起ころうが起こらまいが、何をされようがされまいが、「秋山くん!」なのです。もう、それに乗っかるといいと思います。
シバと一緒に秋山くんを愛して、秋山くんと一緒にシバを愛する。これに尽きます。
友達や家族もそれぞれにキャラ立ちしていますね。「ともみちゃん」が個人的に馴染みがありすぎる呼び方で…笑、すごく複雑な気持ちで楽しんでしまいましたし、呼ぶ度に「ともみちゃん」がチラついて、どうしましょう笑。“ココナツ娘”と“チラッしゃいませ”がお気に入り🖤w
お勧めいただいたフォロー様方に感謝です。
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