おもろいやっちゃな〜





2021年11月14日
予想を上回る面白さ!攻めの兄さんがクズというより下半身ゆるゆるなダメンズなんですが、漫才のネタを書くにあたって必要不可欠な要素ってところで何だか憎めない。後輩たちも兄さんの才能は認めてるから、いつまで経っても変わらない生き方に焦ったさを抱いてる。ちょっとした先輩後輩の熱も感じ取れる作品。受けの慧はお笑いオタクで自分に才能がないと突きつけられても芸人を諦めることができないでいた矢先、憧れの兄さんとコンビを組むことになって舞い上がる。…が、まさかシモの世話をする事になろうとは。破茶滅茶な兄さんだと思ったけど仕事(ネタ作りや練習)に対しては真剣だし、何より少しずつ慧を大切に感じていく様子が結構グッときます。2人とも根本お笑いが好きな気持ちも一緒で、舞台でウケて楽しいと感じれた事に幸せを噛み締める慧の様子も兄さんが惹かれていくキッカケになったんだろうな。素直で良い子、そしてパッとしないと思ってた子は案外おもろい奴だった笑。やっと兄さんも永久就職先みつかった、かも?とってもハッピーな気分になる終わり方でした。

いいねしたユーザ7人