殿と王子､白馬と姫2CPのお話です

ネタバレ

2021年12月7日

このレビューはネタバレを含みます▼ 殿田と八王子は同居中で､高校からの付き合いはかれこれ9年になります。一緒にいると彼女といるよりも心地良く､そんなに友達が良いなら友達とヤッてろと二人同時にフラれてしまいます｡家で飲みながら､じゃあ試してみようということになるのですが､翌朝､我に返って謝る殿田に､八王子は自分は男と寝たことがあると爆弾発言します｡嘘のつけない真っ直ぐな殿田は、八王子に自分の知らない秘密があったことにショックを受けます｡さらに､八王子の秘密がそれだけでは無かったことがわかるのでした｡
『これを恋と呼べるのか』八王子にフラれたカメラマンの姫島は､ある日突然現れたかつての師匠の息子•白馬に迫られます｡脅迫まがいにデートの約束をさせられて､抱いてやるとまで言われた姫島ですが､かつて白馬の撮影をしたことがわかります｡百戦錬磨の通過点w姫島が､初恋をずっと胸に抱いてきた一途な暴走青年•白馬に絆されてゆきます｡
今回おじさんは姫島だけですが､おじさんBLに定評のある作者さまらしく、いずれもおじさんみというかリアルな人間味を味わえます｡2CPのその後の短編が『それは愛だけなんだって』【合本版】で楽しめます｡

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MW さん

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