彼が兄をオメガにする
」のレビュー

彼が兄をオメガにする

梶ヶ谷ミチル

オメガバ激しい展開なのになんとなく温かい

2021年12月17日
ミチル先生の作品は地に足のついた日常を描くものが多かったので、先生の描くオメガバースってどんなだろうと興味津々で読みました。オメガバ義兄弟もの。連れ子どうしで再婚した仲の良いふつうのβ家族。義兄は義弟がかわいくて面倒みたくて仕方ないのに、中学生の頃から弟が反抗期なのか冷たくしてくる。突然兄にΩの発情期が始まってしまい、βだと思っていた弟が実はαで襲ってきて、、というお話。友人も交えての展開は結構オメガバ的激しさなのですが、先生の温かな絵柄のためそれほどキツく感じません。シーモア限定の描き下ろし、たぶん数年後の幸せ1ページ必読。良かったね〜。これがあるとないとではかなり読後感違ってきます。星4.5
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