ニュクスの角灯
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ニュクスの角灯

高浜寛

考証と絵がうまい。

2021年12月19日
長崎とパリを舞台に、西南戦争孤児の美世が成長していく物語。硬派な朝ドラ素材で、きちんとした考証と絵の上手さが説得力を持たせています。惜しむらくは、周囲の人がいい人で好意的に美世を助けてくれるのですが、その美世がやや、受け身で流され気味なことと、日本とフランスに話がいったりきたりで、ももさんへの美世への想いがややフォーカスがぼやけがち、ていうところでしょうか。
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