ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
尾羊英/中村颯希/ゆき哉
このレビューはネタバレを含みます▼
悪役令嬢ものが流行っていて、私も好きでよく読みますが西洋風(日本まじり多いけど)ばかり。
そんななか中華風で新鮮でした。
転生ではなく入れ替わりもの。
しかし、ドタバタモヤモヤイライラしているのは周囲だけ。
主人公の玲琳は健康生活に大喜びで、楽しく芋を食べつつ、厳しい状況も基本根性で乗り切っていきます。
ポジティブシンキング知的脳筋の安心感。強い。
二巻ではそんな彼女の弱さや更なる強さ、というか成長率の高さも見られました。
今まで見られなかった親しい人の裏側や真実を知る事、新しい生活が未来を諦めていた彼女をどんな風に変えていくのか、更に陰謀の気配もあって続きが楽しみです。
何があっても玲琳なら乗り越え…というか、飛び越えていきそう。
ちなみに私は揚げた芋なら塩派です。
塩あんかけとかカシューナッツ炒めが中華料理屋さんのメニューにありますね。
さつまいもは1600年ごろ薩摩藩に支配された琉球経由で日本に来たそうです。
だから薩摩芋。
いいね