このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いです。ストーリーの盛り上がりとキャラの深掘りが本当に上手な作者さんだなぁといつも惚れ惚れします。間違いなく、1冊とは思えない満足感と多幸感を得られるので、迷われている方はぜひ買って欲しいです...!
ストーリー:
理由は違えど、それぞれ”ゆるされざる者“として孤独と罪悪感を背負う、神父ジルと吸血鬼エミールのお話です。神父の誘い受け(最高)から始まる関係ですが、共に過ごすうちにお互いこそが救いの存在になっていきます。(”赦す“ことは”愛する“こと、と後半で示されるのですが、そのシーンで涙が出てしまいました。)
メインの時代背景は1800年頃だそうですが、後日談で二人の現世の様子が描かれます。楽しそうに生きる二人と、最高の吸血えちシーンが見られるのでぜひ♡