このレビューはネタバレを含みます▼
う〜ん、最初の無理矢理がなんで〜?と思いましたが…
でも、ずっとΩの基己を守りながらそばにいて、豪は今までよく発情に我慢してきたなぁと思いました。豪にとって、大好きな基己に嫌われたくない想いや、俺だけが特別なんだという必死さを感じて切なくて辛かったです。母親の酷い言葉や、同じαの父親のようにならないという気持ちが強すぎたせいもあるのかな?基己も可哀想ですが、とにかく豪の過去も悲しく可哀想だった。
自分の気持ちをやっと打ち明けられた豪によって、鈍感だと母親にも言われた基己は少しずつ気持ちを理解していき、素直になった2人は可愛くて素敵でした。
でも基己の意志や自由を優先させるとはいえ、え?なんでまだなの…?と最後まで気になって落ち着きませんでした。
吉川先輩が、豪のナイスな味方でいてくれてよかったです。