イベリコ豚と恋の奴隷。
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イベリコ豚と恋の奴隷。

SHOOWA

好きな作者様の本を読めるという幸せ

ネタバレ
2022年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューで少しでも作者様の作品を応援したい!と思いつつ、うまく言葉で伝えられずもどかしい…と思っていました。
作者様がお元気で作品を描いてくださることが1番嬉しいことですが、たくさんの方に読まれることで「続編」に繋がり、新作も届けていただけることになります。「本」にしていただけないと、いくら好きでも読むことが叶わなくなってしまうので、応援したい気持ちにも熱が入ります。
前置きが長くなりましたが、SHOOWA先生の作品の中でもストーリー性が高い本作。『イベリコ豚と恋と椿』に収録されている源路×吉宗さんの続編になりますので、前作と合わせてぜひ!
SHOOWA先生は細かい書き込みが多く、ネタ的でとても楽しいです。でも、重要な心情などは言葉にせず、表情や仕草で伝えてくださるのも魅力の一つです。セ○クスの変化とページ数を割いた丁寧な流れも、本当に印象的ですよね。2人の体だけでなく、心が交わり合うような描写に感動します。まだ迷いや戸惑いがある中での2人の互いへの愛しさと覚悟の高まり。吉宗さんの「もういいよな」に込められる思いと、優しい時の伊賀の姿を思い浮かべる2度目の呟きに、何とも形容しがたい気持ちが胸いっぱいに広がります。そして、決別したかった過去からの襲撃を受けた吉宗さんの奪還は、言葉にできません…。ひたすらに吉宗さんと源ちゃんと共に泣き、「みんな、ありがとう」しか言えないです。あぁ、ぐりぐりする吉宗さん…「源ちゃん、ありがとう」と、世のどうでもいいことがほんとどうでもよくなるくらい幸福で満たされます。
SHOOWA先生は、とんでもないカオスをぶっこんでくることもございますので、作品によってはビックリされる方がいらっしゃるかなと思います。様々なレビューを参考にしていただくのが良いのだろうなとは思います。私は、SHOOWA先生が大好きなので、先生が描き続けてくださる限り「本」として発売されて欲しいです。作者様の作品に触れられるだけで幸せなのです。
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