さよなら、ナナシのバイオリン
」のレビュー

さよなら、ナナシのバイオリン

うめーち

描写がアメージング✨

2022年1月24日
表紙でも垣間見えますが、作家さんの表現力・画力がハンパじゃねぇんですよ!
設定もとてもステキで、物(主に楽器ですが・・)に名前を付けると生き物になるというね・・・そのトランスフォ~ム!!の描写がもう滑らかでアメージングなわけです✨素晴らしい!音大生の奏介がパートナーとして選んだ(その場の状況??かな(^^;)のはヒト型のバイオリン:Ga。でも過去のトラウマから、奏介は「名持ち」と呼ばれるその物達とは心を通わせたくない・・・でも・・・・?と段々絆されてゆきます(^^

もし楽器にも感情があったなら・・・そしてもし、奏介とGaのように情を交わす事が出来たなら・・・とても艶のある美しい音色を奏でられるのでしょうね💕
こちらの作品を読んで、むか~し大事な物に名前つけてた幼少時代を思い出しました。大事に大事にしていたら、もしや擬人化とかするんじゃないかしら?などとファンタジーな気持ちになったもんでした(^^
ちょっぴりホロっとする場面もありな、人と楽器(もうほぼ人間(^^;)とのラブ♪
奏の学友のヒト型ピアノ:コスモのお話しもあります。若干?捻くれた性格ではありますが・・・彼は彼で個性的で印象的(^^✨なんだかんだ、パートナーとは良い関係のようです・・腐腐(^^
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