ロマンスには程遠い
」のレビュー

ロマンスには程遠い

アマミヤ

とってもすてきなロマンスでしたよ☆

ネタバレ
2022年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ アマミヤ先生続きます。このタイミングでの値引き、もう即買いです。はぁ、先生好きすぎます。

田舎の港町で働く平凡なリーマンアラタと英国からやってきたルイスのお話です。実は昔に出会っていて。

先生の作品は、見つめる目で、間で、微笑みで、あっ今心が動いたぁーと思うところがたくさんあって、読んでいてすっと気持ちが入ってくるんです。今作はそんな所が特にたくさんあって、とりこぼさないよう感じながら読みました。

ルイスは、アラタに会いたくて海を渡ってきたのに、英国紳士らしくがつがつは押さないんです。アラタの感情を待つように、、でも時折くいっと距離を縮めるんです。キスなんかもうぎゅんとします。アラタが惹かれていくのを体感できます。そんなルイスが、もう限界だよアラタ....個人的に想いがいっぱいいっぱいになった「限界」、この言葉に最高に胸がしめつけられるんです。ルイスの広げた手に、雪のシーンは素敵でした。

牡蠣ガール笑。腐女子小松さんもいい。海や風、人の体温を感じられるとびっきりなロマンスでしたよ。欲を言えば、もっと甘いふたりもみてみたい。先生、続きをお願いします!!
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