陰影のある独特な絵柄が雰囲気にぴったり!





2022年2月7日
最近アマミヤ先生の作品の良さを再認識して既刊を漁っていたところに、ポイント還元でこちらの作品を購入しました。花屋のオーナー・理人×画家の不破さんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計195ページ。ちょっと独特なタッチの画風ですが、こちらの作品ではタバコとお酒が似合う、そんな大人っぽい雰囲気にぴったりで色気マシマシでした。何事にも飽きやすく執着してこなかった理人と、過程が好きで完成品には興味のない不破さん。そんな似た二人がバチンとハマった時、もうお互い以外には満足できなくなってしまうんですね。直接的ではないですが、理人のすごい執着愛とか独占欲に応えられるくらい不破さんの方も執着してるんだなぁと。そういう二人の関係性が作中ではお気に入りのカップとリンクされていたり、なんか表現が上手い!あと、少し冒頭でも触れた通り陰影のある独特な絵柄ですが、特にエッチの時の身体に付けられた陰影が「薄暗い部屋で行なわれる行為の官能さ」みたいなものを醸し出していて、洋画に出てくる薄暗い部屋での行為みたいな雰囲気がありました。

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