このレビューはネタバレを含みます▼
ストリート、路地裏、公園、階段の手摺り…小学生の男の子の無機質な現実に突如現れたスケートボードの無重力の世界!オーリー!「チョーカッケーじゃん」こどもは自然の一部として生身の世界に生きてること、思い出しました。大人のものさしで測れない先が読めない世界を、身体的に生きるのが本来。あぁコロナ禍の今どんなに苦しいだろ。
どこまでいけるかワクワクして、…突然、大人の事情。現実はここでも少年の足を引っぱるのかぁ。トジツキ先生が気になり、その後『NEIN2』というセルフリメイク版、続けて過去の続きものを出されたことを知りました。一度ペンを置いたら、もうこの勢いには戻れないのでしょうね。残念でなりません。
ただ、この3巻には何度も見返したい特別な感動がありました!