このレビューはネタバレを含みます▼
小国の末弟王子に転生するお話です。
転生前が普通のリーマンってとこがまず好印象。
好みの問題だけど、ブラック自慢はお腹いっぱいなので、特に色も無い感じは良かった。
また、テンプレ気味ののんびりしたかったという場面も一瞬だけあるけど、元営業職なので頑張りが認められるのは嬉しいと階級や責任に前向きなのも良い。
次に、ヒロイン出てきて、無理くりだなぁとちょっと萎えたけど、まぁトータルで考えればそこで出しとく必要もあってしょうがないかと大人の理解。
はぐれたって、、、(笑)。
そのあとも過度じゃなかったし、この辺りのラノベテンプレに寄っていかないところがこの作品の特色かなと思います。
一点だけ微妙な感じで残ってる同年代のすれ違いコントは天丼が過ぎひんか?とも思うけども、まぁメインストーリーが巻進むに連れて面白く思えたんで許容。
でも、そのコントを引っ張るのはどういう狙いかはよくわからない(笑)。
他は王や王子と周りの距離感とかどうなんだとも思ってたけど、正規兵500人ってマジ小国。
戦争が頻繁に行われているとなると比で人口1〜5万くらいかな。
そう考えると、ま、そんなもんかと納得。
そんな感じでちょこちょこツッコミどころもあるけど割と許容範囲におさめてるためNGにならず、ストーリーを楽しめました。
そして難し過ぎない。
ちょうど疲れていた脳に最適でした。。
10代には受けなさそうでどこをターゲットにしているかわからないけど続いて欲しいですね。
(追記7巻まで、一場面バレあり)。
バトルというか戦争もどきが結構あり、展開が飽きさせない。
タイトルがサーガなのでそリャそうですね。
とはいえ戦闘シーンが特別迫力があるわけでは無い。
それよりも色んな決断が良いですね。
そんな中で私が星上げた1コマが7巻です。
それは姫の顔芸(笑)。
私は漫画の中で好きなんですよねぇ、聡い感じでピンと来るやつ。その表情がとても良い絵で、読んでるこちらも、あっ察し、となりました。
そして急に大人の会話になる女性(あえて)2人(笑)。
ハーレム化は勘弁だけど、やりとりは面白かった。
恋愛だけじゃなく賢そうな女性の腹の探り合いみたいな会話って良いんですよね。
なんでかな、怖いもの見たさかも(笑)。