屍と花嫁
」のレビュー

屍と花嫁

赤河左岸

願う事はただひとつ

2022年3月2日
一蓮托生のとても美しい物語でした。
他の方々のレビューにも書かれていますが、やはりネタバレ無しで読まれた方が、より面白いと思います。

ひとつひとつの世界観の構築がお上手な先生だと思いました。
表紙絵に満足してしまい積みっぱなしにしていてごめんなさいです。
年度末という事で、今月は積読と未レビュー作品の見直しをと思っていた矢先の良き御本との出会いです。

読み始めから奇妙に思える数々の伏線。お話の構成や流れも世界観を損なう事なく回収され、耽美で素晴らしいです。

心地良い余韻に満たされながらも、もう少しこの2人を見ていたい気持ちです。。
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