天才が描く任侠BL!





先生って人物の描き分けが本当に巧いんですよね。
描く顔がどれも一緒すぎて、誰だっけ?となる作者様もいる中、この作品もかなり沢山の登場人物がいるけど、完璧に描き分けられているのでスッと世界観に入り込めるのも◎。
かなり久しぶりに読み返したので、後半の内容の記憶が薄れていて、この後どうなるんだっけ?とワクワクしながら読みました…すごく良かった。
組長の息子の透の溢れでる色気と美しさ、その透の色気に翻弄される六実もまた欲しいものは全て神より授けられたような完璧な男。この美しい2人を見ているだけでも楽しいのだけど、さらに透の父である組長やその組長の片腕である六実の父、その世代の人物達も魅力的でストーリーに深みを増しています。3巻は伏線の回収がいくつもあって、これには唸ります。素晴らしい作品なのでおすすめ。
ただ、1巻の無人島で六実が透の魅力にやられて抑えが効かなくなっていく展開の部分と3巻の後半がもっとゆっくりと読めたら更に良かったなぁと。4巻くらいにしてもらってじっくり味わって読めたら言うことなしの⭐︎10です。⭐︎5までしかつけられないけど…。
あと読み終わった後に、タイトルの意味がわかるのと、家系図は欲しくなると思います!笑

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