二人は底辺
」のレビュー

二人は底辺

小西明日翔

結局男は母のような強い愛に惹かれるのだ

2022年3月24日
「来世は他人がいい」のファンです。感極まったので来世〜より先にコチラのレビューをしています。結論から申し上げると、本作【必読】です。
来世〜を読んでいて 翔真の吉乃に対する忠誠という名のクソデカ感情は勿論感じていましたが、吉乃の翔真に対する強い家族愛みたいなものも感じていたので気になって読みました。
吉乃は元から筋の通った責任感のある世話好きな性格なんだと思いますが、家柄もあってか その筋の通し方がカッコよく(潔く)、不義理を許さない強い愛があると感じました。
そういう愛に触れて来れなかった翔真だから、ハートを射抜かれたんだと思います。「この人なら信じられる」「この人には不義理は働かない」と忠誠心が芽生えたんだと。
こうやって見ると霧島の執着性癖(だけじゃないかも知れないけど)とは、だいぶ色の違うクソデカ感情だな〜と解釈して、 来世〜を再読しましたが……、益々最高になってしまって天に召されました。ボタンのとことか、ね、もうたまらんすぎて、絶命寸前でした。
来世〜を読んでる人はだいたい読んでるのかも知れませんが、まだの方は萌え倒したいのであれば必読です。
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