Life 線上の僕ら
」のレビュー

Life 線上の僕ら

常倉三矢

2回読んでほしい作品

ネタバレ
2022年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「おすすめ 泣けるBL漫画」で検索すると、必ずと言っていいほど出てくる本作品。一度読んだとき、全く泣けず、正直なぜこんなに高評価なのか理解できませんでした。なので、レビューも書かずそのまま放置しておりました。ですが、時間が経ってから読み返すと、号泣とかではないのですが、気がつくとほろほろと涙が出ているんですよね。高校生で出会ってお互い惹かれ合って大学生で付き合って、社会人で同棲、、、人生の一番輝かしい時期をずっと二人で過ごしてきて、大切な思い出をたくさん作った二人。そんな二人の気持ちが、少しずつすれ違ってきて、未来の約束ができなくなる所はすごくリアルで、かなりグッとくるものがありました。トドメが、公園での伊東のモノローグです。あそこ読んでたら自然に涙溢れてました。何より作者様の画力です。泣き顔や辛い顔がもうリアルで、本当に気持ちが持っていかれます。二人の生まれる前から死後まで描かれた、本当に本当に素敵な作品です。今なら心からおすすめできます。ぜひ読んでみてください。
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