ご馳走さまが聞こえない!【単行本版(電子限定描き下ろし付き)】
」のレビュー

ご馳走さまが聞こえない!【単行本版(電子限定描き下ろし付き)】

ぽけろう

大、大、大好き~っ❤️読んで損なし❗️

ネタバレ
2022年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ め~っちゃ良かった。すんごい良かった。出会えて良かったぁ!初読み作家様ですが、フォロー様のレビューで興味を引かれました。
インキュバスに憑依されてしまうという設定が目新しくて面白い。しかも宿主の命にも関わるというのも斬新です。
これは理性VSインキュバス?と思ったんですよね…
イン魔系はちょっと…という方にもぜひオススメしたい!イン魔ものとはいえ、憑依された堅物リーマン外川主任と、外川に憧れる内瀬の恋がメインとなって、そりゃもうサイコーさ。
ぽけろう先生の描かれる恋の心情が、とても繊細で胸がきゅっとなるんです。互いにその優しさに惹かれていく想いが丁寧に綴られているので、どちらにも感情移入しやすいです。全ては『命に関わる』という事が二人に思い込みやすれ違いを起こさせてしまって、もぉ切ない~。相手を大切に想うからこそ、切々とした感情が心に響いて来ます。ツキンとして泣けてしまいました。とにかく、内瀬が健気でいじらしくて可愛いので、余計に切なさが増す。自分の身よりも、内瀬を守りたい外川も素敵です。徐々に膨らむ想いが、外川の中で手離せないほどの執着心が生まれながらも、そこにあるのはそれぞれの純愛なのです。
タイトルは『ご馳走さまが聞こえない』ですが、二人の接点を終わらせたくなかった内瀬が、「ごちそうさま」を聞きたくなかったんだと思いました。
そして離れようとして離れられず、内瀬の気持ちを知った外川の涙に完全にやられました。
ほんとに素敵な恋模様でした。大好きです。
もちろん、エチもエロさ溢れて、体格差がたまりません。小柄な内瀬がすっぽりと外川の腕の中でおさまるくらい差が大きくて、外川の広い背中や胸板の厚さやほどよい肉感が素敵~。インキュバスが途中で抜けて、外川自身の激しいエチにもキスマークいっぱいにもゾクゾクしました。内瀬を手でしごきながら、自分もしごくのがとってもえっちぃ。やだ、恥ずかし。ただ修正が完全白抜きで、もったいない。
インキュバスは、なんだかんだと二人を焚きつけながら、恋のアシスト役のようでいいヤツでした。彼自身の物語も見てみたいですね。
分冊版の7話から新シリーズにバトンタッチしていました。また楽しみが増えました!ホント好き。
さぁ、これからぽけろう先生を追い続けます。
ぜひぜひ、ぽけろう作品を知って欲しいし、読んでみて欲しい~。好きになると思いますよぉ。
いいねしたユーザ26人
レビューをシェアしよう!