このレビューはネタバレを含みます▼
上下通してヤリまくってます。
ただ、ヤリまくる意味がこのストーリーの核でありまして、二人の心情の変化をもたらす大事な行為でありました。
一貫してヤリまくる意味が結果に繋がるというか。
二人のヤリまくる作画がまだその行為に慣れてない感が出ていて、でも本能でお互いを求め、自分の快楽も追求してて。
また心情的な部分ではヤリまくる1週間で、お互いを労り、自分を見つめ直し、自分の気持ち(ココロ)に向き合うという、素晴らしい見せ所を各所に散りばめてあります。
これ、今までにないBL技法ですぞ。
一ノ瀬ゆま先生の作品は全て読破してますが、先生の代表作どころかオメガBLの代表作になりますね、ホント。
作品は上下完結となっていますが、きっと続編出ると期待しております。
でも、これで終わるのも潔いかもしれません。
読み終わった後の爽快感は私だけではなかったのではないでしょうか(^^)