ぼくのスター
」のレビュー

ぼくのスター

一穂ミチ/コウキ。

爽快感あるDK青春BL

ネタバレ
2022年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミチ先生の13年のBL小説。コウキ。先生の漫画を続けて読んでたので、表紙イラストにも惹かれて読みました。でも本文には挿絵なくてイラストは表紙のみ。作中、イラストあったた素敵だろうなぁというシーンがたくさんあったので、脳内補完しましたよ。ぼくのスター、ぼくの手の届かない星。推しアイドル一色の生活を送る半分引きこもりの侑史の家に突然訪ねてきたのが同級生の芹沢。明るく押しが強い芹沢が侑史を引っ張って学校へ久しぶりに連れてきたら、、という、DK高校生活やさっぱりして仲の良い友人たちとの日常わちゃわちゃ、芸能界話も少し絡まる爽快感ある青春BLです。
エチは少なくてもそこに至るまでの高校生ならではのドキドキがあって、すっごく好きだったのですが、一点だけ、全て侑史視点なので、侑史がどんなに素敵な子なのか、もちろん所々分かるようにはなってるんですけど、もう少し芹沢の攻め視線が欲しかったな〜。long hello + assort mixには芹沢視点のショート番外編が1作収録されてて、あの扉の向こうの話で、もちろんよかったけど、ほしいのはこれじゃない〜。芹沢のラブ視点請う!でした。
いいねしたユーザ12人
レビューをシェアしよう!