薔薇王の葬列
」のレビュー

薔薇王の葬列

菅野文

少女漫画

ネタバレ
2022年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 綺麗な作画と歴史物で興味持ち、無料分読んで続きを少しずつ購入してましたが、11巻でストップしてしまっている。主人公リチャードは両性具有の設定だけど、女性性が強くて、女性として生まれたけど男性のものが付いて生まれてしまったという印象。周りの魅力的な男性たちはリチャードに惹かれ、あのバッキンガムまでもただの男になってしまって。これは昨今の溺愛ブームによるものなのかな。せっかく壮大な歴史物で大作なのに、恋愛についての描き方が少女漫画すぎに感じて残念で。両性具有としての恋愛が描かれると思ってたら…。リチャードそのままを愛してるケイツビーの無償の愛と、男性として愛してるアンの純真な愛、この深い愛を丁寧に描くだけで十分なのではと思ってしまった。また読みたい意欲が湧いたら続きを購入します。
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