このレビューはネタバレを含みます▼
氏家紹惟(39歳写真家)×瀬戸永利(32歳俳優)
「心は貰えないなら、体だけでも欲しい…」
健気受け最高!!
紹惟(攻)に見出され被写体となった10年前から、体の関係も結んできた永利(受)。互いに縛らないからこそ続いてきた2人。関係を終わらせたくないから、この気持ちは伝えられい…
永利は遊んでるフリしてるけど、実は紹惟しか知らない体!!健気過ぎ…
母親からの愛情に飢えた永利は、紹惟から与えられる優しさに溺れていく。しかし、彼の優しさは作品(ミューズ)のためだと気がついてしまう…
永利にとって、紹惟から与えられる優しさが全てなのに…
それでも、好きになるのを止められない…
それから10年、次の仕事でミューズの交替!?
岐路に立たされた永利の選択は…
ずっと愚痴を聞いてくれた永利の友人がまた良い奴!!彼も幸せになって欲しい〜。
紹惟から離れ、一皮剥けて成長した永利。
最後は公私にわたるパートナーへ!
紹惟が本心を吐露した時の言葉「潰れても〜」に、この人の器の大きさを感じた!読後ジワジワ染みてくる攻めの包容力。この人、めっちゃ受けの事愛してるし凄い人だよね!実は相当な溺愛攻めだったw
永利が変われたのは、周りの人のおかげもあるけど、何よりも10年間ずっと紹惟に守られ育てられ注がれてきた愛情があったからなんだと感じました!!
紹惟は、これまで読んだ小中先生作品で1番のいい男かもしれない!!!