記憶喪失になったので、家族の中で一番信用できそうなお兄様を頼ることにしました(話売り)
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記憶喪失になったので、家族の中で一番信用できそうなお兄様を頼ることにしました(話売り)

佐藤もぶ/別所燈

絵が…

2022年6月29日
試し読みするだけでも分かると思いますが、絵があまりお上手ではないです。そして、諸々おかしい。例えば冒頭の、長い間行方不明だった娘と再会した母親がヒロインを抱きしめるシーン。こんな失礼な人が私の母親!?って主人公は拒絶反応示してましたが、一体母親の行動のどこに『こんな失礼』とまで感じるほどのものがあったというのか…。前に原作読んだ時にはなにも引っかからなかったので、恐らく原作では主人公が違和感を覚える“何か”がきちんと書かれてあったと思うのですが、漫画ではその部分が省かれている、もしくは表現しきれていないせいで、意味不明なことになってます。…つまり、作画担当の人の技量のなさがハッキリと出てる作品なので、漫画に完成度求めてる人には向いてない作品。原作自体、行き当たりばったりな見切り発車系の作品で矛盾とキャラブレが凄まじかったのですが、原作を補完するどころかカットするようなこの漫画の場合、絶対意味わからんことになると思うので、素直に小説を読むのをオススメします。キャラブレとかに目をつむれるなら、原作のストーリー自体は普通に面白かったので。
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