白刃と黒牡丹
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白刃と黒牡丹

ゆくえ萌葱

1巻の白樺の問いかけに2巻で黒井が答える

2022年7月19日
2巻まで読みました。強い想いや執着愛ですと十年二十年は珍しくないですけど、未満から入れたらかれこれ三十年の話ですよね、この二人。このクラスになると何て表現すれば良いのか言葉が見つかりません。1巻での白樺の問いかけに2巻で黒井が答える…しかもシチュエーションといいタイミングといい完璧で、これぞ最適解と唸る返答でした。どちらも自分の想いの方が強い・重いと信じて疑っていなくて、それ故に生じる嫉妬なども見ものです。側から見ると何だかんだ釣り合って揺らがない天秤のようなんですけど、本人達だけ分かってない…みたいな所も面白いです。
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