白のころ
」のレビュー

白のころ

三田織

三田織先生が詰まってます。

ネタバレ
2022年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三田先生の初コミックスの短編集。

淡く柔らかな恋心に切なさや優しさ。
真っ直ぐ見つめる瞳に真っ直ぐな想い。
こんな風に誰かを好きになれるって素敵だなぁって優しい気持ちにさせてくれる御本でした。

恋愛を鉢にたとえ、2人で一生懸命水や肥料を与え大事に育てるという会話には思わず深く頷きました。

「運命じゃ」と言い切る心も体も真っ直ぐ大きく成長した太一。
天然で人懐っこいワンコな由良くんの憎めない魅力。
いい人すぎる睦彦さんの見返りを求めない想い。
愛の魔法の幸せの四つ葉のクローバー。。

どれも違うお話なのに、どのお話にも温かみを感じ、
読後の余韻に満たされる大好きな御本です。
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