ルビーレッドを噛み砕く
」のレビュー

ルビーレッドを噛み砕く

朔ヒロ

煽動感じる新たなオメガバ

ネタバレ
2022年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃からΩとして人のフェロモンを、結晶化された
形を肉眼で視えてしまう受け
成長しても尚視え続ける結晶に、疲弊する日々に唯一
安息を感じる結晶が透明な、保健教諭の攻め
卒業から5年後に再会
生徒と教師だった存在からの新たな関係へ

受けがΩで人々ののフェロモンが結晶化され、視える
故の苦しみ
唯一の安息の地だった攻めとの再会、自分も成長しての感情の変化と、自らも戸惑う攻めへの恋心の心情の描写が非常に丁寧で、お上手です!
攻め側の過去や生き方や考え方もきちんとあり、
受けによって救われた攻めも見えて、どちらにも共感

好きとの自覚が先だった、一見は危うく見える受けのギャップ。必死で守っていた貞操が尊い。
守り保護の立場から一緒に生き愛する立場に変わった攻めが、愛欲を隠さず嫉妬と独占欲を隠さず変換させて、出しまくるのも良いっ、しかない!
その時の立場と求めていたものと救われたもの。それからの変化のじれじれと、相手への確変。
これこそ、同性とオメカバの設定が、ぐっときました
受けを、守り保護するべき相手から、同等に愛する相手からの変化に、オメカバの設定が活きて、心情変化
に悶えまくり
心情で伝わっているので、えっちなシーンが、絵柄の描写通り、それ以上に感じます、、 感動。

連載中に続編決定との事。そりゃそうだの納得です。
ただし、人気作家さん、スケジュール上の一年後の予定らしいのですが、今作だけでも充分過ぎるギュンギュン萌え。たとえ数年後でも、楽しみに待てますね
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