このレビューはネタバレを含みます▼
体が小さくても存在感で魅了させてしまう一宮と、秀でたセンスがなくても男性ダンサーとしての体型に恵まれたワンコ系千裕が、互いの足りない部分を補うように恋愛を通してダンスでも自身の高みを目指して切磋琢磨していく姿が良かったです。
二見の大人気ない言動や、一宮との関係が今ひとつよくわからないままで、所有物とか独占欲なのか色々不完全燃焼でした。
持つものと持たざるものが一眼でわかる魅力的で残酷な世界。
1巻の展開はあまり好みではなかったのですが、2巻で2人がパドドゥで世界に羽ばたいて行くような流れが見え始め、面白くなりそうな今後の展開に期待です。