エマのごちそう
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エマのごちそう

大麦こあら

大容量269Pに萌えがギュッと詰まってます

ネタバレ
2022年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。今日の電子発売日をとても楽しみにしていました!この作品はスパダリ大学生の彗×夢魔のエマのお話で、表題作のみ全7話+描き下ろしでボリュームたっぷり合計269ページ。チャラいと思われているけど実は誠実なおばあちゃんっ子・彗が、逆恨みで悪魔と契約させられてしまった!彗の前に現れたのは夢魔のエマで、エマに魅了されると大変なことになると言われて…というストーリー。好意を自覚し始めたくらいの、好きになりかけの「ドキドキ感」がすごい良い!!好きかも?って思ってるくらいで、練習とは言えあんなキスされたら絶対ドキドキするし、関係ないって言われたらズキッとするし、付き合う前のそういう一喜一憂が楽しいんですよね。そういう部分は少女漫画っぽいのかなと思うので、少女漫画が好きな方には絶対ハマると思います。そして彗に好意を寄せるエマが段々と可愛くなっていくんですよ〜。あんなはにかんだ可愛い笑顔見せられたら堪らないです。彗がエマに惹かれるのも分かる!彗もめっちゃ格好良くて優しい!そもそもおばあちゃんに優しい子が悪い人なわけないです。エマの兄やオカ研の二人も良いキャラでした。最後封印を解く辺りはちょっとあっさりな気もしましたが、ちゃんと辻褄は合っていたのでなるほどと納得できました。エマも最後、兄との交流も保ったまま居心地の良い場所を見つけることができ、とても良い読後感で読了できました。
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