タチネコ。《合本版》
」のレビュー

タチネコ。《合本版》

遠藤巻緒

これぞ人間模様〜!!!クズ攻めがいるぞ〜

2022年9月14日
読み終わってワクワクしてレビュー読みにきたら2件て!(分冊版の方に多くレビュー付いてるのか、あぁびっくりした)

この作品が好きか嫌いかは、その日の気分とかちょっとしたことでどっちに転んでもおかしくなさそうw めちゃめちゃリアル人間模様やん。おるおるこういうクズ。これ絵柄が少女漫画寄りやったら読んでてイライラしたのかも知らんけど、青年漫画寄りだから全く抵抗無かったわ。ちょっと初期の奥浩哉みたいな絵柄でエロくて最高。

受けが攻めのせいで性癖歪められてるし、その大前提あって読者は受けの行く末を見守ってるから、どうしたってお話に引き込まれるよね〜。攻めが見事な無自覚クズくんだったので、ちゃんと攻めザマァを見たかった気もするが、本作の主題はそこじゃないんだな。

この作者さんは、心理描写とかままならない性欲とか湿度高めのエチシーンとかをバランスよく盛り込んで下さるので、好きなんですよね〜。エチ多めで青年誌的エロさで良きです(オトナコミックにあらず)。

分冊版の方のレビューにもあったけど、この攻めは将来的にうっかり女孕ましたりしてそうなので、たとえハピエンであっても油断はできない。
あと210ページで960ptなので、ちょっとお高いわね…。
いいねしたユーザ10人
レビューをシェアしよう!