星の数ほどある中から葉鳥の出した答えは？

ネタバレ

2022年9月28日

このレビューはネタバレを含みます▼ 本編『ダブル・バインド』のその後…番外編？スピンオフ？といった内容でした。本編のあとがきで先生もチラッと言及されていたように、新藤×葉鳥の人気が高くその為に書きおろされたような感じでした。今回もタイトルの『ダブルバインド』を意識させつつ葉鳥の心情に深く切り込んだ描写が良かったです。葉鳥の一番の悩みとも言える「大人になる」ということ…葉鳥に限らず一般的に確かな概念がなく、人の数だけ答えがあるという哲学的な内容であるのに、葉鳥なりの答えがしっかり伝わってくるラストでした。この２人は、どうしても葉鳥の存在感の方が大きくて（主役だから当たり前かもだけど）どうしても脇に行きがちな新藤ですけど、スポットライトを切り替えてみると、なかなかのスパダリ・溺愛・執着攻めだと思うんですよね。そして２人揃うと甘々共依存カップル…そういうBLタグ付けを忘れてしまうくらい濃厚なストーリーでした。

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避塵さん

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