かつとし
」のレビュー

かつとし

上野ポテト

「かつとし」とは

ネタバレ
2022年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「オートマチック・コントロール」「モノローグ」「いつかくる朝」「かつとし」が表題作部分です。「オートマチックー」「いつかくるー」では行きずりの男性からの目線でかつとしがとらえどころのない存在のように語られていて「モノローグ」「かつとし」で学生時代から今にいたるまでのかつとしが描かれています。構成がすごくおもしろいです。ヌルヌルした幻のようなUMAの実態に迫るみたいな。かつとしが意外にかわいく見えてきます。あと2話分で「スイート・ハラスメント」イケメンと上司の年の差カプ。こちらはまあまあですね。どちらも登場人物に歪みというか、クセがあってそういうところがなんか気になります。作者様は心理学など学ばれていたのかな。独特の作風でよかったです。「ノイド」と「夜明けのリトルマーメイド」を読みましたが、こちらは初コミックスでなるほどという感じ。次作も楽しみです。かつとしはビッ〇設定ですが、エロはあっさりです。星4.5くらい。
2018年1月 総195ページ 協力書店ペーパー(漫画)1p 修正=見えない構図、ごく一部白ペンぐしゃぐしゃ。
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