アンチロマンス
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アンチロマンス

日高ショーコ

リバるだろう、リバるだろうとは思ってた

ネタバレ
2022年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ みんな大好き幼馴染BL。一巻までは濡れ場はほぼなし、匂わせで終わるのですが、どっちがどっち役なのかはっきりしない中性的な外見と性格の二人。ただなんとなく作品『初恋のあと先』を彷彿とさせるなぁ、とは感じていた。一巻の巻末で亮くんが攻めくさい顔を見せたのでそっちで固定か?と思いきや、巻末で周防が攻める攻める。からの数年後あー、やっぱそうなるかのデザート召し上がれ的な流れ。日高ショーコ先生のリバはMyリバ最骨頂。『憂鬱な朝』でもスピンオフかなんかでやって欲しいぐらい。と気づけばリバに重点を置くあまり、美容師やら小説やらの本編内容がおざなりに…。設定やら周囲の人間やらしっかり構想練られてるんですが、少し内容詰め込みすぎ感もあり、もう少し単純な設定か、登場人物を減らした方が印象に残ったかもしれないです。初恋のあと先は=珈琲専門店!っていう凄く単純なものだったので印象に残りやすかった。
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