このレビューはネタバレを含みます▼
5巻(番外編)がとにかく良い。もちろんレオリーノ編も良かったんです。ただ、レオリーノ編は、現在・過去への行き来、戦争描写や異能集団などやや内容が複雑で頭を使って読まなくてはいけないので、読後はゼェハァ息切れした記憶があります。その点、5巻はシンプルかつ恋愛描写たっぷりで、ただただ楽しく読めました。本編からずっとディルク派だったので、彼の素性が暴かれまくる今巻はワクワクでした。ディルクの仕事中とプライベートで口調が違うところがツボ……びっくりするほど床上手なディルクも最高にツボ………あと、主人公ヨセフがツンデレかつちゃんと男の子らしくて可愛かった!(レオリーノは女の子みたいだったので)ヨセフの不器用でまっすぐな言葉もとても良かった…何度も泣かされそうになりました。また、ルーカス40代の狡さとエロさも堪能できましたし、彼の深い愛情に目頭が熱くなりました。
何となーく今後テオドールが深掘りされそうだけど、その前に!ヨセフ編の続編を〜苦しい恋が報われたその先の2人がもっと見たい!