親愛なるジーンへ
」のレビュー

親愛なるジーンへ

吾妻香夜

色々な感情が見られます

2022年11月7日
元アーミッシュのジーンと堅物弁護士トレヴァーの若かりし時代の話を甥っ子がトレヴァーの手記を読みながら話が進み、読者も甥っ子になった気分で、その世界観にどっぷりつかりました。現在と過去を行ったり来たりしながら進む構成や、当時の時代背景、宗教感、性的特質、主人公達の葛藤、悩みなどが描かれていて、それが映画の様と言われる1つなんだろうなーと自分でも思いました。少し、笑える所もあるし、まったく固い感じでもありません。ラブラブBLじゃない一味違った作品を読みたい!と思う方に。1巻が気に入ったら2巻はぜひ特装版をオススメします。
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