このレビューはネタバレを含みます▼
契約結婚から始まる芹と皇臥の関係の行く末が気になります。皇臥の特殊な陰陽師という職業柄、霊とか呪術などホラー味のあるスピリチュアルな描写が多く出てきますが、嫁姑バトルや家族関係などのごく一般的な家庭の話題に触れられる箇所もあって、現代に生きる「特殊と普通の合間で生きる家族」の印象を受けました。また「鬼嫁」というタイトル名で持っていた先入観があったのですが、芹はそこまで鬼ではないどころか、性格もきちんとしていて良い娘だと思うのは、きっと私だけではないような気がします。