金持ち君と貧乏君
」のレビュー

金持ち君と貧乏君

秀良子

琴線に触れる大切にしたい作品

2022年11月9日
第二次大戦末期に掬い取れなかった願いに、もし手を差し伸べる事が出来たなら。その願いの一つが姿を持ったような作品だった。涙がでる。
あの理事長の透明さは彼岸を透かし見ているようで、明治君の七転八倒も若いエネルギーそのもので、どちらも純粋だ。
(好きよ、大好き)という心の声が柔らかく響く。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!