レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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面白い!2025年4月4日魔術はアイデア。水球でここまで出来るのか、いったいその目で何を観ているのか、魔術の研究て面白い…と次々読んで最新刊まで来てしまいました。そして続きをラノベで堪能し始めました。沼…
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敬服!2024年5月8日こんなに緻密に再現出来るものなのかと思う。江戸の空気と職人の粋が鮮やかに蘇っている。女であろうとも職業人として生きる人生も描かれ、漫画の中を風が吹き渡っていくようだ。
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面白い!2023年7月19日面白かった。一昼夜で「帝国の娘」上下巻を読み切ってしまった。一段落ついているとは言えこの先が気になり続きを読もうとしたが「砂の覇王」「暗き神の鎖」「裳の女王」は電子版になっていないようだ。何て惜しい事。主人公の少女とそれを取り巻く人々の生き生きした描写と骨格のしっかりした物語が、没頭する楽しみを与えてくれた。夏休みの読書にピッタリではないでしょうか。
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翻訳ミステリーの味わい2023年3月10日まず1巻読了。
久しぶりに心理サスペンス的なミステリーを読んだ。ゲイかどうかが殺人の動機になるとは思わないが、男女問わず愛憎は動機になる。過去の痛みや切なさも密かな動機になり得る。
ストイックな主人公の周りにそれらが重なり悲劇が連なる。
残念ながら名探偵はいないが、やはり終盤はカタルシスを待ち望む。昔読んだ翻訳ミステリーを思い出しながらの楽しい読書タイムだった。いいね
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見事な純愛2023年2月23日2月28日で販売終了というメッセージを見て慌てて購入。心が揺さぶられるような物語で涙がたまる。「俺氏」と自らを語る主人公はオタクだけれど、愛する者を守るために絶対ぶれない。傷ついたロボットを守る側に立つ。土台となっている世界はSF的で悲惨な面もあるが、主人公の暮らしぶりは現在と変わらず、愛する心情は真っ直ぐ伝わる。それがあまりにも純粋なので、ついレビューに残したくなる。
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明るく楽しくずっと読み続けたくなる物語2023年1月28日足をぶらぶらさせ、鼻歌を歌い、片言を喋り、ヨチヨチ歩くリアの姿に父や兄をはじめ皆が魅了されていくが、判断は大人のリア。優れた魔力の扱いもあり、次々発生する困難を見事に乗り切っていく。
明るく楽しい物語なのでストレスなく読み続けていける。
魔石、魔力、虚族というリアの世界の根本にも解明の兆しが現れつつも、リアはまだ4歳未満。可愛い言動は強力な武器だ。いいね
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繊細な人間模様で読み応えあり2023年1月22日乾いて透明な情景描写に、口にはされない本音と激情が混ざる。それを良時の目を通して知り、良時が密にとって得難い存在であろう事も知る。
長い回想から現在に戻ると少し混乱する。行ったり来たりするこの境目の無さは、3人の間柄と似てもいる。微妙で繊細、それでいて強い絆で結ばれた人間模様。途中これはラノベなのか?と思った。達者な筆で揺れ惑いを筋立てにしたような小説だった。読み応えあるが好みは分かれるかもしれない。いいね
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大切にしたい気持ちになる2023年1月8日動物との相性が良い方と悪い方という風変わりな探偵コンビなのだが、今回は赤ちゃんという最強の生き物がやってきた。赤ちゃんはぷっくりとしたほっぺの昔ながらの赤ちゃんの顔つきだ。室内の小物に至るまで手間と愛情を込めて描かれているようで、暖かい気持ちが溢れる作品だった。
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読み進むにつれ幸せな時が増えていく物語2022年12月24日嫌われて自信もないマイナスからのスタートだったが、正当な振舞いが出来る王子として磨かれていく。上巻では困難に翻弄されるが、下巻は自分で選びとった道で持ち上がる苦労だ。非常に美しいとされる主人公だが、問題行動が多かった。その謎や陰謀を解き明かしていく上巻とその源にも挑んでいく下巻。どちらでもセオドアとの関係性が大切なテーマだが特に下巻は甘くなり、周囲の人たちも和やかになっていく。関係修復に頑張る主人公によって、読み進むにつれ幸せな時が増えていく物語だった。まだ彼らと別れたくない。この先も読みたいと思う。
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何これ?すごく気になる2022年12月19日初めての作家様、全く知らなかった漫画。試し読みして急速に惹きつけられた。まだ序章だけど、世界はコーラの知らない複雑さに満ちているようだ。キリアンの底力もこれからだ。続きを読みたいが、仕方ないからこの作家様の別作品を読んでみようと思う。
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素直に楽しめるピュアな本2022年11月4日素直に楽しめた。主人公は健気な少年で龍は初めての巣作りで初々しく、茨の城が変貌していく。「龍の棲み処」「龍の棲み処ー君へ至る道しるべ」のスピンオフと知り検索してみたがシーモアではまだ発売されていないみたいだ。だが、前作を知らなくても充分楽しめた。
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気楽に楽しめる本2022年10月27日作者が後書きで書いている言葉。「言い訳させていただきますと」「お好みに沿っているかわからないのですが」…確かにちょっとどうかと思いますが、後半は結構愉快でした。
気楽に読む本ですね。いいね
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追い詰められた永利に魅了される2022年10月27日ミューズと呼ばれる存在に10年間あり続けるのは、努力や才能だけでは足りない、特別な愛や犠牲が必要でしょう。紹維はその足掻きを見せない。痩せ我慢しあう2人だが、崖っぷちなのはどちらだったか。
ミューズに新しい息吹が求められる時、追い詰められた永利がとても魅力的になる。記憶に残る描写だった。星は5か4か迷った末の4。いいね
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恋心と親心、錯綜しながらも魅力的2022年10月21日上巻を読んでいる時はどうなるのかと思った。くんず解れつ偶然も多くて、でも読み続けさせる魅力がある。諦めたり我慢したり、諦めなかったり曲げなかったりする中で、一番大事なものを残そうとする。ジェネレーションギャップも立ちはだかって、恋心と親心、どちらも良く分かります。
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良いです!予想以上に。2022年10月18日帝国の宦官→皇帝と宦官→帝国の宦官2と読む。
独特だなぁ、ジメジメしてなくて面白い、テンポ良く進んで読みやすい、よく調べているな、キャラがいい、純粋だ…と読み進めていくうちに、なんだか随分と感動してしまった。長春の言葉に万感が迫る。彼らがすごく好きになっている自分がいる。ちょっと驚いている。いいね
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あったかく面白い一途な忍び狸の物語2022年10月15日不安の多い世の中だからこそ、狸の出番です。
一途で初心な狸が主人公なら、世界は悪い方に転がりません。
テンポ良くスルスルと読め、ヤンチャで微笑ましく、満足して読み終える事の出来る、とても好ましい本でした。いいね
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おバカな愛すべき犬の内心の声♡2022年9月27日犬好きさんはもちろん、難しいことを考えたくない時、ほっこりしたい時にピッタリ。ご機嫌な犬がこまつさんと共に元気に過ごしてます。シンプル。なんて事ないお話しなんだけど、微笑ましくて好ましい。得難い本かも。
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達者な筆に膝を打つ2022年8月18日読んでいて小気味いい。
ぽんぽんと会話する流れは江戸人情小噺の芝居観劇をしているようで、ほくそ笑みたくなる。
手練れの籠絡技にはさすがBLと感心し、揺れる心模様にはつい一言挟みたくなる。
お江戸そぞろ歩きも楽しめるし、市井の話のようで度量の広い話でもある。
商人として市場開拓していく爽快さもある。
ライトノベルの風通しの良さが好ましい。いいね
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顔が綻ぶ2022年8月15日とりあえず本編3作読んでそのままOFF AIRに来て、まだ1作目しか読了していませんが… 。 デイドリームビリーバーを読んで、我慢出来ずに忌野清志郎の楽曲を再生しながら読みました。潮の作品にこの曲を当ててきた段階で、潮の想いと計と生きる覚悟が包摂されています。
映像で大切にしているコアを表現する潮と、その価値を誰より理解している計だからこそ出来る、再生力。
短編集なので軽い作品も含まれていますが、全体的に顔が綻ぶラインナップとなっています。いいね
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暖かい気持ちになる物語2022年8月4日「アナン、」は父となる流の視点だったが、「ぼくとアナン」では猫のバケツ視点になっている。
対象年齢が下がったようで、ダークな心境や死は遠ざけられ、様々な動物や妖精が登場し、地名もはっきり架空と分かる表現になっている。
不可思議が当たり前の世界観の中ではアナンの透明感も溶け込みがちになるが、陰影を与える大人の世界は薄れ、動物が活躍するファンタジー色が強まっている。
終盤近く流さんを追いかけたバケツのお陰で、ホームレスのその後を知る事が出来たのは「アナン、」読者として嬉しい展開。
祝福が込められた物語。
彩色豊かなアニメに向いているように思えた。いいね
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可愛いホッコリする物語2022年7月21日愛すべき登場人物に昔懐かしい商店街。一所懸命な化狸が主人公なのだから、ユーモラスにテンポ良く展開していきます。肩の力を抜いて楽しく読めるエンターテイメント小説。
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忘れられない大切な物語2022年7月10日仕事も恋も将来も全て諦めなくてはならなかった朔太郎は、抑制した人生を静かに生きようとしている。そんな彼に惹かれ、葛藤もありつつ理解しようとするつぐみ。失われ続ける時の中で、刹那の愛しい時を紡ぎ直していく2人の姿に、読む側の心もゆるりと解けていきました。
「また明日」と約束を交わす困難を乗り越えて、最終章「リトル・スイート・ライフ」では2人を労わるような慈しみに満ちた世界が広がっています。いいね
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