「僕らには僕らの言葉がある
」のレビュー

僕らには僕らの言葉がある

詠里

全3巻?そりゃないぜ!

ネタバレ
2022年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 聾者と聴者の間のあると思われるギャップを高校球児と取り巻く人々を通して丁寧に説明してくれています。
そのギャップに胸が詰まるシーンもあるのですが、主人公の真白くんがひたむきで前向きなので、悲愴感なく展開していきます。この辺り当事者の方への取材をされた上でよく人物像を練られているんだろうと感じました。言葉が無い分を補う様に、真白の表情が豊かで可愛い!

広く色んな人に読んで欲しい作品なのですが、BL絡むと読んでくれない層もいるからでしょうか、BL要素は匂わせ程度で控えめです。

3巻から、野球部での人間的成長を通して、ふたりがどう変わっていくのか、真白だけではなく特にノナのプロセスが丁寧で綿密で、二人の絆を再構築しながらもほんのりBL要素が薫ってくるすれ違い展開が、何これすごい!好き!状態でした。普段のBLなら両思いを引き裂く展開なのでしょうが、併せてスポーツを通しての人間的成長を描くとこんな見せ方があるのだと!ほんとうに素敵な話の作り方でした。

※BL要素の続きは作者様の支援サイトで・・・♡
※ノナに倣って自分の名前の指文字は覚えました♪
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