このレビューはネタバレを含みます▼
表紙のトサカが気になり、積ん読していましたが、読んでみると、実に楽しく、3回読んでしまいました。もっと早く読めばよかった!害獣駆除の室長ダンテは人たらしであちらも緩い。その相棒となったアルは竜人で真面目でお人好し。その二人が害獣駆除をしながらひかれあっていきます。アルのどこか欠けたような優しさや、時々見せる寂しい表情、筋肉がついた腰つき(ハジ先生の描く腰はいつも素晴らしいです)、2人のお互いを認めあったやり取り、脇役の室長代理や連絡係、弁護士もみないい味出してます。こんなにいい作品なのになぜレビューが少ないんでしょう。ハジ先生の作品は「辺獄のカレンデュラ」等、独特の世界があって、笑いもあり、楽しい作品が多いのになぁ。お勧めします。