オメガ・メガエラ
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オメガ・メガエラ

丸木戸マキ

少女マンガ枠のオメガバをこんなに面白く!

2023年1月10日
7巻まで読了。
完結したら一気に読もうと思って一冊づつ積んでいたんですよ。でもさわりだけちょこっと見とこーかな〜ってうっかりページ開いて、気づいたら息継ぎするのも惜しい勢いで読んでしまいました。
さすがは丸木戸先生です。参りました!

BL枠でないオメガバをどうやって料理するんだろう?とワクワクしてましたが期待を大きく上回る面白さです!
BLだとメインは男のα・β・Ωの3つの性だけで進むところを、今作は6つの性が入り乱れ、駆け回り、入れ替わり、欺き合い、縦横無尽にそして魅力的に!もがいて必死に生きています。なので世界の奥行きと幅がドーン!と広がってると感じました。
日本の旧財閥が支配していた差別社会に似た世界線で、家名と性別と個人の幸せをどう追求していくのか?がぎりぎりと迫ってくる感じです。
ベタなドロドロではなく、でも人間の闇が重たくて目を背けることができません。

とにかく早く続きが読みたいです!
(登場人物が多いですがきっちり書き分けされていて混乱はしませんでした)
(メインCPは男x男なのでちょこっとBL展開あります)
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