ぼくのパパとパパの話
」のレビュー

ぼくのパパとパパの話

ろじ

素敵な作品 追記:2巻

ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の子育てを思い出した。0歳から、全てが初めて、振り返れば全てが嬉しい。同性婚が認められたら、この幸せを経験できる人たちがもっと増えるんじゃないかな。パートナーがいて、2人で経験できるって、羨ましい(笑)
愛の親御さんも素敵。大学の友人や保育園のお母さんも、線引があるから気を遣うし、逆に無神経にもなる。普通って、何だろうとよく思う。
ひろは本当にいい子だ。2人の子育ては素敵だ。フィクションであっても、きっとどこかに、愛やなおのような2人がいる。子育て頑張ってエライって、もっと褒められていいって七海ちゃんママが言ってたけど、ホントそう。
なおの抱えているものを大切にポジティブに受け止める愛の愛情。なおが家族を大切にする気持ち、みんなひろに伝わっているっていう表現、温かくなるな。
エチはなし、家族が成長するお話です。

追記:2巻。また泣いた(笑)この作品は本当によい。ひろの底抜けの明るさ、奈央と愛の愛情、題字に育んでいることを感じる。
今回は、プロポーズ、結婚式、養子縁組のときの悶着など、1巻で語られなかったことも描かれて。

読んでいて同じ状況あったなと思った。息子が保育園のとき、「変」って息子が言われたな。思い出したよ。子どもの世界は残酷で、けれど環境を素直に取り込んで、また違ったものを吸収していく。
子どもが幸せを感じられるよう親が努力する。同感だ。
このあとも続いて、3巻が出るようなので楽しみだ!
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