二度目は正直 【電子限定特典付き】
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二度目は正直 【電子限定特典付き】

喃喃

うーん

ネタバレ
2023年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻め×攻めが三度の飯より大好きなので購入。
苦手な方は苦手であろう問題の4P部分も私はとくに気にならないというか、むしろあそこが一番「攻め×攻め」を感じられてよかったとすら思う。けれど攻め攻めを謳う上でやはり気になるのは、受けになる方の攻め度というか、男らしさ。どれくらい堕ちないでいてくれるか、どれくらい意地をはっていられるか。
今回の受けは元タチだけど、攻めというより美人受けとか女王様受けとか、その類の言葉の方がしっくりくる気がする。
スマートさが求められるからと王子様攻めを演じていたけれど、その実泣き虫で子供っぽくてってギャップはすごく良いんだけど、初めて仁(攻め)の店に行ったときから大和(受け)はもう受けだった(笑)少なくとも私の目にはあの時点でもう受けとして映ってました。
おそらく負けず嫌いの美人受けが好きな人には刺さるじゃないかなと思う。仕事はできるしビジュアルも外面もいいけど、少しお酒に弱くて感情豊かで気持ちいいこと大好き。そういうギャップ、大抵の腐女子が好きだと思うし私も大好き(笑)
でも、攻め×攻めを読みたくて読むと拍子抜けするというか、物足りなさを感じるのではないかな。私がそうなので……。
攻め攻めとしてみなければ雄みのつよい攻めと負けず嫌いな美人受けの良いBLだと思う。
4P部分はかなり好みが分かれるので、攻めが受け以外の男抱いてるのが地雷という方は飛ばすか薄目で読むかした方がいい。私はタチしてる大和に腹立てながら欲情してる仁が見れたので大変好きな場面。むしろあそこがクライマックスでした(笑)
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