このレビューはネタバレを含みます▼
マミタ先生の2作目だそうです。
最新作があまりに良くて、セール中のこちらも読んでみました。
コミュ障というにはあまりに重い、思ったことが言葉になってなかなか出てこない壮志さん。メタル好きで家事力高い、全身真っ黒クロスケさんです。
壮志さんが雪の日に倒れている男を助けてから1年後、助けられた大学院生の遣斗は毎日壮志さんの作るご飯を一緒に食べてる。
遣斗はゲイで壮志さんはノンケ。2人の言葉少ない関係がゆっくりゆっくり変化して、やがて恋になっていく。
ゆっくりな2人のエピソードに挟まれるメタルネタがリアルに興味深い!遣斗のバイト先の保育園相談室も面白い!
特に大きな出来事も起こらず、2人の会話もわずか。なのに何でどうしてときめくのおおおおおお!
マミタ先生、これまでもいくつか読んでるけど、もう全作コンプするって決めました。
出会ったその日に寝ちゃうの上等な腐界で、当て馬もトラウマもない健康な男子たちが、お隣さんから更に同棲しちゃってからさえ致してないだなんて!
いえ、最後はちゃんと致してますよね。遣斗、カッコいいだけじゃなくてめちゃ優しい!
マミタ先生の攻め、最高に好きですよ。
1番好きなのはあとがきかもしれんけど!