夏のリング
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夏のリング

榎田尤利

夏の塩→夏の子供→夏のリング

ネタバレ
2023年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夏の塩→夏の子供→夏のリング(番外編)。
「犬ほど素敵な商売はない」(飼育調教好きのために書かれたど真ん中本でオススメ)と「ラブ&トラスト」(こちらは未読)からもCPが登場してますが、「夏の〜」の魚住くんシリーズの番外編として位置付けていいと思います。知りたかった夏の子供のその後が書かれてて、これでようやくラストって言えますね。「夏の子供」読んだら、その感動のまますぐにこの作品も読んでください。2013年発刊だから、メインシリーズが終わって10年後くらいに書かれたのね…今のタイミングで三作続けて読めて良かった〜。
榎田先生は第三者からCPを書くのがほんと上手で、つまりふたりの心情について全部書き切らないってことだけど、特に「夏の子供」所収の同タイトルで書かれた章なんてくーって声が出るくらい、微妙な塩梅で私もあのシーンでは赤面。。。夏のリングもそのように書かれてて、いいわ〜。ほんと好きだわ〜。
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