決して

ネタバレ

2023年3月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 犯罪推奨ではないのは解ります（苦笑）タツミはやり過ぎた。スリルと興奮と万能感がエネルギーのようなので、チャレンジャーなだけであったまゆみとは齟齬があったのだろう。抑えることができたら、一緒にいられたのに。そこにきた「ざ・平凡以下」の仁（笑）弱くて情けなくて世の中の善を信じている。それでいいんだけど、まゆみには眩しく安心感があったろう。往生際が悪く、全然色事に慣れていないからかなり勝手だけど、まぁ、まゆみ相手なら時間の問題で丸め込まれるだろう（笑）天才ハッカーとお金の問題は、CANIS-THE SPEAKER-を思い出す。コンピュータは人が作ったものだから、人によって技術もアラも更新される。恐ろしい世界だ💦
仁や母親のように一般的に生きていて、基本的には知らずに生活していく世界。まゆみが本当に疲れたなら、一般的な世界を享受したままでいられるだろう。鍵は仁だろうな。
お母さんも自由に生きたらいい。
荒唐無稽に見えて、すぐ裏では存在しているかのような世界観。震えるなぁ。エンタメとしてgood！いつも思うけど、朝田先生の作品ってBLのようでファンタジーのBLでない。ヘテロノーマティビティを基本としていないところがいいなと思う。

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こまこさん

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