このレビューはネタバレを含みます▼
初めてレビューを書きます。壮大なスケールに感動し、美しく耽美的な登場人物に魅了され、切なさに胸が締め付けられ、感情が渦を巻いています。何度も読み返して、自分なりに解釈して、落ち着きつつあります。
リチャードがとにかく綺麗で魅力的。バッキンガムとリチャードが一推しでハッピーエンドを望んでいましたが、そうはならず、、、。両性具有の体を初めて愛してくれたのはバッキンガム。愛し愛されることのよろこびを知ります。だけど、愛より王冠を選んだリチャード。半身もぎとられるような辛い決断だったけど、リチャードは王冠を戴くことを貫き、王としての誇りをもって、最後まで王であり続けた。最後はそんな自分を愛することができて、救われたと思います。納得のラストです。
でも、まだ読む度胸が苦しいです〜。
ぜひ、続編、外伝お願いします。