ページ数に反比例する満足感が凄い

あらすじ紹介通り、シリーズ二作の番外編（？）短編集です。お値段からも予想できるようにページ数にしたらそれほどありませんが、それに反比例するように満足度はかなり高いです。私は普段からDK同士よりもどちらかが年上（大学生でもいいけど、できれば社会人）が好みなので『あかりと彼〜』のお話の方で目がハートになりました。特にあかりの友達とレストランで面接されるみたいなシーンが面白かったです。その前後の同僚の話…「自分の飼ってる子が一番可愛い」は、とても共感できました。それをあかりに投影してしまう気持ちもよく分かって「うんうん。そうだよね」と微笑ましかったです。シリーズのファンの方には絶対に読んでほしいです。