多重人格に真摯に向き合った作品





2023年4月15日
ソムリエの雅己が、5人の人格を持つ海里(達)に出会うお話。
この障害を身近に感じ専門書で勉強した事があるが、BLの枠を超えて解離性同一性障害に真摯に向き合った作品だと感じた。変にトラウマに焦点をあててドラマチックにしておらず、海里達の深層心理を深く描いているところに好感が持てる。
主人公が深く優しく包み込むように5人の人格と接し、愛する姿が心強い。普段はエロばかりに目がいってしまう自分だが、トラウマを乗り越えて2人?が結ばれた時は感動しか無かった。まだ完治はしていないが今後の幸せに希望が感じられる。
ずっと重い感じではなく、女性人格と雅己とのちょっと面白いやりとりなどを挟んでいるので、ホッとできる場面もあり緩急のバランスが上手い。あとはとにかく画力が素晴らしい。
ひとつだけあるとすると…記憶力が無いため、5人の名前が覚えられない自分を恨んだ。
この障害を身近に感じ専門書で勉強した事があるが、BLの枠を超えて解離性同一性障害に真摯に向き合った作品だと感じた。変にトラウマに焦点をあててドラマチックにしておらず、海里達の深層心理を深く描いているところに好感が持てる。
主人公が深く優しく包み込むように5人の人格と接し、愛する姿が心強い。普段はエロばかりに目がいってしまう自分だが、トラウマを乗り越えて2人?が結ばれた時は感動しか無かった。まだ完治はしていないが今後の幸せに希望が感じられる。
ずっと重い感じではなく、女性人格と雅己とのちょっと面白いやりとりなどを挟んでいるので、ホッとできる場面もあり緩急のバランスが上手い。あとはとにかく画力が素晴らしい。
ひとつだけあるとすると…記憶力が無いため、5人の名前が覚えられない自分を恨んだ。

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