誰もが自分の物語だと思うかもしれない。





2023年4月17日
友達以上、恋人未満の幼なじみ。お前らそれで付き合ってないんかって突っ込みたくなる幼なじみモノ大好きー!!!タイプも性格も友人関係も何もかも正反対なふたり、今の関係から進めたい柿谷と、変わりたくない周防のモダモダがもうじれったくてじれったくて。そんな2人の近くに恋にできなかった戸和田さんがいて、その対比がとても良かった。相手の好意にあぐらをかいていつの間にかそっぽ向かれていたり、逆に好きで好きでどうしようもなかった相手をある日ふとどうでもよくなったり、誰もがそんな経験あるんじゃなかろうか。ものすごい胸きゅん展開があるわけではなく、日常。そう、日常なんですよね。だからこそジリジリ胸にきたのかもしれません。恋と友情の境目はどこなんだろうといつも考える、柿谷は動いた、周防は気付いた。気付けてよかったね、周防。失って初めて気付くってよく言うけど、本当そうなんですよ(笑)当たり前のように自分の日常にある大切なものってなくさないと気付かないもんなんですよね。そしてリバ………正直リバが苦手な私はレビューを見て読むのをずっと躊躇ってたんです。絶対好きなお話なのにリバかぁ……って。でもそんなガッツリじゃなかったのでまだ良かった。個人的にはリバじゃなければもっと好みドンピシャだったんですが物語に満足したので☆5です!数年後のふたりがまた見れたら嬉しいなぁ。欲を言えば、戸和田さんたちが焼けぼっくいに火がついたら嬉しいなぁ(笑)

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yukoa さん
(女性/50代) 総レビュー数:0件